チャンネルNECO 三国志 司馬懿 軍師連合
毎週 水曜日 19:00~。。。今日の19時からも放送があります。
この番組は妻も楽しみにしていて、さながらすべてを差し置いての「鑑賞会」状態です。
一部は、三国志の魏での後継者争いと、その渦中の司馬懿の活躍の話で、どちらかと言えば、ちょっと陰湿な権力争いと陰謀・画策が主でした。
二部になって、よく知られている三国志(魏・呉・蜀)の覇権争いになります。
諸葛孔明が登場で、何となく我々が知っている三国志らしくなったかもしれません。
先日、孔明が北伐(魏への攻撃)に際しての表明「水師の表」が放送されていました。
諸葛孔明が北伐(魏への遠征)に出発する前に、国に残す若い皇帝劉禅を心配して書いたものです。
内容は、吉野圭氏の訳文によりますと
陛下の忠実なる家臣である諸葛亮が申し上げます。
先帝は大いなる事業を始めながら、志半ばにして崩御されました。
今、天下(この中国大陸)は分裂し、我々の国も疲弊しております。
これはまことに危急存亡の秋(とき)と言えます。。。。
続きをご覧になりたい方は、「出師の表」わかりやすい日本語の現代語訳をご覧ください。
よくできていますよ。
いわゆる名場面中の名場面。。。泣かせる演出です。
昔、NHKで 人形劇として三国志の放送がありました。
1982年10月~1984年3月末までの放送でした。
人形が素晴らしく、人形形美術家・川本喜八郎氏の作品であることは有名な話です。
孔明の声を 森本レオさんが行っていました。
劉備の墓の前で「水師の表」を読む処は、あの独特の声もあって凄く印象が深く、記憶に残っています。
あの人形劇は素晴らしく良い作品でした。
今、登場人物の声優を見てみますと、大変懐かしく、記憶がよみがえります。
劉備玄徳ーー谷隼人、
関羽ーー石橋蓮司
張飛ーーせんだみつお
諸葛孔明ーー森本レオ
曹操ーー岡本信人
狂言回しを担当する「しんしん、ろんろん」を島田紳助、竜介がやっていました。
オリジナルの人物でしたが、やり取りが面白く、難しい長編の人形劇を、子供にもわかりやすく解説していたように思います。
人形の実物は長野県飯田市にある飯田市川本喜八郎人形美術館に展示されているそうです。
至極の名作だったと、今でも思います。
NHKのオンデマンドで2014年までは流れていたのですが、いまではどこでも放送されていません。
ただ、NHKが出しているDVDの5巻セットがあるのみです。
孫に見せてやりたい名作の一つです。
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