開封府 ~北宋を包む青い天~ 全58話
中々、長かったですが 全58話 完走です。
各話、実際の中身はちょっと短く40分程度ですから 2話程度は一気に見られます。
内容は北宋の時代の、有名な裁判官包拯(ほうじょう)の話ですが、皇帝を中心とした権力争い(陰謀)が話の中心で、謀略策略のてんこ盛り。
志を曲げず、一途に法を守り民を助けようとする包拯の活躍が描かれています
三権分立などというのは近代の西洋風な考え方なので、包拯は警察・検察・裁判官全部の役割をします。
平たく言うと「悪い奴を懲らしめる」立場なのですが、役人や王家の一族、重要な皇帝の側近までも「悪い奴は懲らしめる」ことをするので、見ている方はハラハラしながらも痛快感があります。
話のテンポは、結構早いので歴史ものとは異なって結構楽しめます。
登場人物もそんなに多くは無いので、余り難しくなく見れます。
面白いのは、「江湖」が重要な役割をしていること。
弱きを助け強きを挫く侠客のことをいうのですが、法の番人とは相いれないような気がします。
日本でも、任侠の世界の方たちは「カタギ」の人々とは一線を引いていますしね。
ところが、この話の中では「民や困っている人を助けるために、義理による堅いつながりを持った人々」として描かれ、かなり好意的。
彼らの力を借りながら難題をうまく乗り切っていく包拯(ほうじょう)。
ついつい毎日見続け、58話で終わりました。
毎日見ていると、昔少し聞きかじった中国語(中国に5年ほど赴任していたので)を思い出しました。
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